NCT WISH YO-I-DON!を聴いて感じた、走り出す前のワクワク感
NCT WISH YO-I-DON!を初めて聴いたとき、まずタイトルが気になった。「よーい、どん!」って、日本人なら運動会を思い出す人も多いんじゃないかな。2026年7月13日に発売された日本3rdシングルのタイトル曲で、最初に聴いたときから明るくて勢いのある曲だなと感じた。
聴いていると、スタートの合図を待っているような気分になる。明るい音なのに、どこか急いで走り出したくなる感じがあって面白い。キックの効いたベースラインと、クセになるシンセの音が重なってくる感じも良い。聴いているうちに、運動会のスタート前を思い出した。こういう雰囲気を曲にするのが面白いなと思う。
タイトルの掛け声
「YO-I-DON!」というタイトルを見て、子どもの頃の運動会を思い出した。日本ではおなじみの掛け声だけど、K-POPの曲名になると少し新鮮に感じる。
日本語の掛け声をそのままタイトルにしているのも面白い。日本のリスナーにとっては、意味がすぐに伝わる言葉だと思う。

BOY MEETS GIRLとの関係
「YO-I-DON!」と「BOY MEETS GIRL」は雰囲気が違う。勢いのある曲と、出会いを感じさせるタイトルが並んでいるので、2曲を続けて聴くとまた違った印象になる。
日本で活動するNCT WISHにとって、こうしたシングルの出し方も気になるところだ。音楽番組出演やラジオ、チャレンジ企画なども行っていたようで、この曲だけでなくシングル全体を通して楽しむ感じだったのかもしれない。
NCT WISHというグループ
そもそもNCT WISHという名前自体に意味がある。メンバーとファンの願いが重なり合って生まれたグループという意味が込められていて、「WISH for Our WISH」というキャッチフレーズのもと、音楽と愛ですべての人の願いや夢を応援していくという方向性を持っている。
NCTという世界観の中では「夢」が無限の可能性を意味していて、メンバー同士は夢を通じて共感し、つながっている。NCT WISHはそこからさらに一歩進んで、その夢を現実にすることを「願い」として発展させたグループなんだそうだ。グループの名前や設定にも意味があると知ると、曲を聴くときの見方も少し変わってくる。
デビュー音源からずっと、大切な人の願いを叶えて恋に落ちさせる「キューピッド」というコンセプトを引き継いでいて、これはミュージックビデオや振り付けのあちこちに見られるらしい。デビューステージに立った時間が午後8時35分だったことにも意味があって、初めて緑の星を見つけた時間であり、双子座がいちばん高く昇る時間だったという。デビューの頃から続いている設定を知ると、MVや衣装を見るのも楽しくなる。曲だけでなく、グループ全体のコンセプトも気になるようになった。

見た目の可愛さ
NCT WISHを見ていると、男性アイドルらしいかっこよさだけでなく、可愛らしい雰囲気も大きな魅力なんだなと感じる。
衣装に関しても、可愛い方向で攻める時は本当に妥協がない。スーツや制服のようなオーソドックスな男性アイドル衣装から、レッグウォーマーやレースといった、男性アイドルの衣装では少し珍しく感じるスタイルまで似合っている。人形のような小物使いもうまくて、メンバーごとの固有カラーや象徴動物を反映したアクセサリー、そして世界観がキューピッドという設定に合わせて、羽や羽根の小物もよく登場する。
羽や星を使った小物など、NCT WISHらしい雰囲気が出ているのも面白い。衣装を見るだけでもグループのコンセプトが伝わってくる。
「YO-I-DON!」を聴いてからNCT WISHのMVや衣装も気になってきた。曲の雰囲気が好きな人なら、グループのコンセプトも一緒に楽しめると思う。
