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  • 『涙の女王』レビュー|なぜここまで人気になった?キム・スヒョン×キム・ジウォンの魅力

    涙の女王 レビュー 近所のカフェで隣の席にいた女性ふたりが、涙ぐみながら「ヘインとヒョヌにもう一度会いたい」と話しているのを聞いたことがある。その時、「これは一時的なブームじゃないかもしれない」と、なんとなく思った。日本のNetflixでも「今日のTOP10」で長く1位をキープしていて、日本でもかなり話題になった作品。それが「涙の女王」だ。 「涙の女王」はどんなドラマなのか 財閥3世でデパートの女王と呼ばれる「ホン・ヘイン」。田舎の村長の息子で、スーパーの王子と呼ばれる「ペク・ヒョヌ」。結婚3年目の夫婦に訪れる危機と、そこから少しずつ、二人の関係が変わっていく愛の物語だ。2024年3月9日から4月28日まで、tvNの土日ドラマとして放送された。 キム・スヒョンとキム・ジウォンが演じる夫婦は、恋愛時代のときめきと、結婚生活のリアルな摩擦を両方見せてくれる。ラブコメとして笑えるところもあるのに、夫婦の関係を見ていると、意外と考えさせられるところも多い。 ジャンル:ロマンティック・コメディ 放送期間:2024年3月9日〜2024年4月28日 放送回数:全16話+スペシャル2話 出演:キム・スヒョン、キム・ジウォン、パク・ソンフン、イ・ジュビン ほか 制作費:560億ウォン 撮影期間:2023年4月3日〜2024年2月27日(事前制作) 配信:TVING | NETFLIX ▶ 視聴率の記録を振り返る 放送が始まると、わずか2話で前作の最高視聴率を超え、早くも注目を集めた(前作は2024年1月から放送されていたtvNの土日ドラマ)。4話では13%を記録し、tvN歴代の土日ドラマの中でも上位に入る数字となった。 最終16話では24.9%を記録。同じ作家の前作「愛の不時着」の21.7%を超え、tvNドラマ史上最高視聴率になった。最終回まで勢いが衰えなかったことが、この数字からもよくわかる。 韓国ギャラップの好感度調査でも記録を更新 韓国ギャラップが毎月発表している「韓国人が好きな放送番組」の調査でも、「涙の女王」は放送開始からわずか2週間ほどで3月の1位になった。4月には好感度13.1%まで伸び、歴代4位の記録とともに2カ月連続で首位を獲得した。放送終了後の5月にも3.9%で1位となり、16話で完結するドラマとしては初めて、3カ月連続で1位になったという。すでに放送が終わっている番組が1位を維持したのも、これが初めてだったらしい。 数字だけでは語れない人気の理由 もちろん、視聴率だけで「涙の女王」の人気を説明することはできないと思う。実際に周りで話している人を見ても、若い人だけでなく、いろいろな世代がこのドラマを見ていた印象がある。 放送3週間前から、K-コンテンツの競争力を調査する専門機関グッドデータコーポレーションの「FUNdex」でも、話題性ランキングの上位に入り続けた。特にTV・OTT総合部門では8週連続で1位を獲得。さらに11週連続でランキングに入るなど、放送前から放送終了後まで高い注目を集めていた。 OSTが物語の余韻を深くする 放送前からOSTのラインナップもかなり話題になっていた。実際にドラマを見ていると、印象に残るシーンで流れる曲が多くて、OSTまで含めて作品の雰囲気が作られていると感じた。個人的には、ドラマを見終わったあともOSTを聴きたくなるくらい印象に残った。 海外メディアも注目した「ひねり」 アメリカのタイム誌も、この作品を取り上げている。TIMEの記事でも、韓国ドラマではおなじみの設定を使いながら、そこに新しいひねりを加えている点が紹介されていた。「またこのパターンかな」と思わせておいて、そこから少し違う方向に話が進んでいく。その感じが、このドラマの面白さだったと思う。 まとめ 視聴率や話題性だけを見ても、「涙の女王」が一時的なブームで終わった作品ではないことはわかる。1話だけ見るつもりだったのに、気づいたらヘインとヒョヌのことが気になって、次の話を再生しているかもしれない。 こちらの記事もあわせてどうぞ 👉 RIIZE Lucky K-POPアイドルおすすめ|日本デビュー曲が話題になった理由